おおち山くじら通信
2023年11月発行
Vol.15

 美郷町では、清々しい秋空が続いています。次第に肌寒い季節になり、朝晩は暖房を欲するほどです。皆様、お風邪など召されておりませんでしょうか。柿がたわわに実り、食べても食べても追いつかないくらいです。本号では、そんな秋色の美郷町からおおち山くじらの取組みをご紹介いたします。どうぞ、よろしくお願い致します。


 
1.豚熱の近況報告
 2023年4月下旬、美郷町で「豚熱」に感染した野生イノシシが発見されました。5年前に岐阜県で初めてこのウィルスが確認されてから全国に広がり、いよいよ島根県美郷町にも到達してきました。豚熱に感染した猪が発見されると、それ以降に捕獲される猪は全てPCR検査をして陰性の証明を得ないと食肉利用ができないことになっています。
 株式会社おおち山くじらではこのルールに則り、島根県の家畜衛生保健所の指導の下、野生イノシシを適切に処置しながら検査する段取りを整えました。これまでの比べると食肉利用できる猪の数は激減するかと思いますが、これまで作り上げてきた関係性と地域ブランド「おおち山くじら」を守るため、なんとか生き延びたいと考えております。今後ともどうぞ、よろしくお願い致します。


豚熱イノシシ
 
2.他県の食肉処理場との連携構築中
 美郷町で豚熱の感染拡大が広がるなか、他県の猪食肉処理場と情報交換をする機会が増えております。現在、長崎県波佐見町の食肉処理施設を運営する株式会社モッコさんと協力関係を構築中です。売り先の確保や生産体制の強化など経営面で困っている波佐見町の施設と、今後の猪肉不足が課題のおおち山くじらが連携し、おおち山くじらウェブショップで波佐見町の猪肉を取り扱うことがゴールです。どうぞ、よろしくお願い致します。

モッコとの連携構築中モッコの城後氏とおおち山くじらのジ
 
3.事業紹介動画ができました!
 美郷町の隣町、石見銀山で活躍する合同会社エドゥカーレ様に、おおち山くじらの取り組みについて、代表森田のインタビューを中心にまとめていただきました。
 美郷町で豚熱が蔓延し、肉そのものを作ることの難易度が高くなっています。今この映像を見ると、おおち山くじらの原点や目的の再確認ができました。ぜひ、皆様もご覧になっていただければ幸いです。

 
4.冬ギフト 送料無料「猪鍋セット(つくね入り)」販売します!
 昨年から販売開始し、大好評の「猪つくね鍋」を今年も販売します。

 島根の特産である飛魚(あご、トビウオ)でとった出汁に、猪肉のつくねとスライス肉のセットです。山椒が香る猪つくね、上品な旨味の飛魚だしで、ほっこり猪鍋をお楽しみください。ギフトボックスに入った送料無料の鍋セットも準備しております。お歳暮や年末年始のご馳走として、ぜひご利用ください。


▼ おおち山くじらのネットショップからご注文いただけます

〇猪鍋セット(つくね入り)満足セット :4,000円(送料・税込)

https://oochiyamakujira.stores.jp/items/63637abb4ff8c23de7ef9e52
 
〇夏・冬猪食べ比べ猪鍋セット(つくね入り)贅沢セット:5,400円(送料・税込)

https://oochiyamakujira.stores.jp/items/63637ef1211ac37dfa1d2f63
 
冬ギフト

※ 上記インターネットからのご注文の他、FAXでのご注文も受け付けております。
https://mag.yamakujira.jp/pdf/mag15_fax2023w.pdfより、FAX注文用紙を印刷・ご記入いただき、注文用FAX番号(注文用紙内に記載)まで送信してください

※画像クリックでPDFをご覧いただけます
 
 



 
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お問い合わせは info@yamakujira.jp までお願いします。
 
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